はきだめでゆめをみる

今 悠起(こんゆうき)の日常とお知らせ

超人たちの人体、見てきました。

仕事中のラジオはもっぱら住吉美紀さんのBlue Oceanを聴いているのですが、それで告知を聴いて、これは是非行かねば!と思った次第でして。

行ってまいりました、「超人たちの人体」展!

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www.miraikan.jst.go.jp

かの有名なウサイン・ボルトさんにはじまり、車いす陸上で大活躍のタチアナ・マクファーデンさん、水泳のケレブ・ドレセルさんと続きます。

3者3様、それぞれの魅力があり、とても勉強になりました…!

入ってすぐとりあえず撮った写真です笑 暗い展示場でした。

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ウサイン・ボルト

お母様からのコメントで、大会に行く直前に「僕はきっと負ける」って大泣きしていたのに、その大会で金メダルをとってきた、と書いてあって、今でこそこんなに足が速いことで有名だけど、最初はそんな風に不安に思うこともあったのかあ…としみじみ…

側わん症で、それがハンディになりそうなところだけど、そのおかげで逆に左足をより強く伸ばすことができたそうです。トップスピードのときの歩幅が2m45とかだったような…実寸で展示されていたので、お子様がぴょんぴょん競っていたのが印象的でした。

私、肉離れって勝手に骨と肉が分離することだと思ってたんですけど(なんで?)ほんとうは肉が裂けることでした…しかも一回裂けると裂けやすいって…こっわ…ボルトさんの左太ももの肉離れの箇所が拡大できたりとかしてヒェェってなりました。

実物大ボルトさんのプロジェクションもあって…すごい…大きい…ってなりました。

タチアナ・マクファーデン

彼女は生まれた時から脊髄が途中で途切れていた?とかで下半身が動かず、さらにそれが理由で孤児院に入れられてしまうという、私だったら自殺ものの半生を過ごされていて本当に驚きました。でも彼女は強いひとでした。

脳の、通常の人間だったら足の動きを司る部分が手を動かすことに使われるようになっていたり、血栓ができても別の血管が代わりをするようになるなど、人間の体というものはかくも自由でクリエイティビティなものなのかと感心する事例ばかり…!私の体もある程度はマクファーデンさんと同じものなのかと思うと急に頑張ろうという気持ちになりました。

彼女のインタビューですごく、自分を諦めない姿というか、自分の体のことをすごく肯定的に、私は私のままで頑張るということを言っていたのが、印象的でした。つよくてかっこいい女の人だったな…

ケレブ・ドレセル

ドレセルさんの展示はね、もうね、見た人にしかわからない、人体と泳ぎの美しさがあります。見に行ってください。あんな…横5mくらいある映像で全身、毛穴が見えるくらいの大きさで映されてあんなに綺麗なひとって存在するのかと…なんも言えねえ。魅入ってしまいました。しかも同い年かよ。耐えられん。

てなわけで

超人たちの人体め~ちゃよかったです。

フジテレビ(?)見ながらランチもできたし…常設展もみたんですが見きれなかったので、また行こうと思います!

コロナで人数制限あり、チケット予約必須なので皆様お忘れずに!

www.e-tix.jp

全然関係ないですけど「展示」ってなんでするのかなあと数年前は思っていたんですが、展示というのはモックアップなわけで、多くの発想は発想→実現→大衆化というプロセスがあり、それをするに値するものなのか?というのを展示で試しているのか…と、最近しみじみ思って、私は大学というものをなんと無意味に過ごしていたものか!と悔やみましたが、誰も教えてくれなかったからしょうがないじゃ〜ん、と開きなおりました。

行く途中にゆりかもめに乗ったのですが、ゆりかもめは完全自動運転(車掌同乗なし)なんだそうですね!?もっと未来のことだと思っていたのに…それを聞いてからずっとハーモニー(伊藤計劃)が見たくてしょうがなくて、このあと多分アマプラで課金します。

それでは皆様、よい連休をお過ごしください〜